メガネをかけても目が小さく見えない方法まとめ(+おまけ)

ぼくはメガネをかけた女性が本当に大好きなんですけど、Twitterで「目が小さく見えちゃうからコンタクトにしてます」という意見を目にすることが結構あります。

 

ふざけんなーーーー!!!!

 

というわけで、女性にもっとメガネをかけてもらうべく、メガネをかけても目が小さく見えない方法をまとめようと思います。

(あと先日メガネを買ったら前よりも目が小さく見える気がするので自戒も兼ねています)

 

 

とりあえず結論から

  1. なるべく細く、小さいフレームのものを選ぶ
  2. レンズはなるべく目に近づける
  3. 薄型レンズのものを選ぶ

1.なるべく細く、小さいフレームのものを選ぶ

これは「デルブーフ錯視」とよばれる錯視を利用したものです。

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『強度近視メガネのウスカル会』http://usukal.biz/mewo.html より

上図のように、全く同じ面積の黒い円でも、外側の円が小さいときのほうが、内側の円が大きく見えます。したがって、大きいフレームよりも小さいフレームの方が、目が小さく見られにくいといえます(参考:http://usukal.biz/mewo.html)。

これを見たとき「モデルの人とか結構でかいメガネかけてるのを見るのにあんまり目が小さく見えないのってなんでだろう?」って思ってたんですけど、多分伊達メガネなんでしょうね。実用メガネ勢は細縁メガネをかけるのが無難そうです。

2.レンズはなるべく目に近づける

下図では、右眼、つまり向かって左側のレンズにのみ度が入っている状態です。

つまり、小さく見える側の目にのみ度が入っています。

①は通常の状態、②は目からメガネを遠くした状態です。

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『東海光学株式会社 お客様相談室からのワンポイントアドバイス』より(http://www.tokaiopt.jp/advice/a56/)

①と②を比べると、②のほうがより目が小さく見えますよね?

レンズは目に近づけるほど、本来の目の大きさに近くなります。

購入する際は、レンズを目に近づけるように調整してもらうのがよさそうです。

3.薄型レンズのものを選ぶ

理論上薄ければ薄いほど目は実際の大きさに近づく・・・はずなんですが、フレームの大きさやレンズとの距離ほどの影響はなさそうです(参考:http://www.tokaiopt.jp/advice/a56/)。

ただ、単純に軽くて楽なのと、輪郭の歪みが小さくなるので、目の大きさというよりは見た目全体に影響があるみたいです。

まとめ

とりあえずもう一度書いておきます。

  • なるべく細く、小さいフレームのものを選ぶ
  • レンズはなるべく目に近づける
  • 薄型レンズのものを選ぶ

これを意識して皆さんガンガン眼鏡をかけて、ぼくに癒やしを提供してください。

以下はおまけです。

 

コンタクトと眼鏡ってどっちが安いの?

これ、前から気になってたので検証してみたいと思います。

まずコンタクトにもいろいろ種類があるので、現在最もシェアが高いのはどれなのか調べました。

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『トーリック・遠近CLコンサルタント』より(http://toric-enkincl-)consul.com/clmarket.html

結果、

  1. 全体の5割以上が1dayの使い捨てコンタクト
  2. 全体のおよそ3割が2week~1monthの使い捨てコンタクト

であることが判明したため、それぞれについて眼鏡と比較しようと思います。

眼鏡の価格設定は、zoffのレンズ料金シミュレータ(https://www.zoff.co.jp/shop/help/lensguide.aspx)を使用し、

世界最薄両面非球面レンズ(¥15000)+スーパーハードコート(¥3000)+一番高いフレーム(¥12000)=¥30000

としました。リンク先を見てもらえばわかると思いますが、わりと盛り盛りにしてあります。

 

さて、コンタクトにかかる費用ですが、『コンタクトレンズのアイシティ』(https://www.eyecity.jp/contents/01/)によると、1dayで年間約60000円、2week,1monthでは年間約28000円とのことでした。

つまり、1dayのコンタクト換算なら半年、2weekや1monthのコンタクト換算なら約1年眼鏡をつけていれば、「コンタクトよりもメガネの方が安い」と言えそうです。

眼鏡データベース(2018年度版)によると、眼鏡の平均使用年数は4.3年らしいので、「圧倒的にメガネの方が安い」と言ってよいのではないでしょうか。

というか逆にもっとガンガン眼鏡買い替えてもよいのでは?

 

ブルーライトカットのメガネってどんな感じ?

まず、ブルーライトカットのメガネには大きく分けて二種類あります。吸収型と反射型です。

吸収型とは?

ブルーライトを吸収するタイプのレンズです。レンズが明らかに茶色がかって見えて、風景も同様に茶色がかって見えます。

メリット

  • ブルーライトのカット率が高い
  • レンズ内側への光源の映り込みがない

デメリット

  • カラーレンズなので普段使いが難しい

 

反射型とは?

ブルーライトを反射するタイプのレンズです。現在zoffで取り扱っているのはこのタイプのみです(2019年7月)。レンズがやや黄色がかって見えますが、かけている状態だと他の人からはほぼ透明に見えます。ただし、ブルーライトをほぼ吸収せずに反射するため、他の人から見るとレンズがやや青く見えます。

メリット

  • クリアタイプなので普段使いができる

デメリット

  • レンズへの映り込みがやや気になる

 

ぼくは反射型を買いましたが、レンズへの映り込みが少し気になります(気になる人は調べてみてください)。また、慣れれば気にならなくなりますが、風景がやや色あせて見えます。特に白は、青の光がカットされるため黄色がかって見えます(光の三原色)。一応普段使いしていくつもりでいます。また、反射型でも現在はブルーライトカット率50%程度はあるそうなので、カット率に関してはあまり気にしなくてもいいかもしれません。

 

 

ぶっちゃけブルーライトって本当に有害なの?

いろいろ調べましたが、とりあえずちゃんと書けてるなーと思った記事を貼ります。

gooday.nikkei.co.jp

一応まとめると、以下のような感じです。

  • 目にダメージがあるかは結構怪しい
  • でも体内時計に影響があるのはマジっぽい

また、上の記事では網膜のレチナールに対する防御機構について触れていないのが気になったので、ここ(http://blue-light.biz/document_program/?p=481)のアメリカ眼科学会(AAO)のブルーライトに関する声明の完訳」ってところを読むとより深く理解できるかもしれません。

 

以上です。みなさんが似合うメガネをかけて楽しいメガネライフを送ることを願います。